2004年08月26日(木)

「スマートフォンは日本で普及するのか?」

「Symbian+Series 60で携帯アプリに新時代?」(ITmedia)

Series 60は研究室で実機を触っている(WCDMAに対応していないGSM/GPRS端末なので日本では携帯電話として使えないけど)んですが、Series 60が搭載された端末って携帯電話じゃなくて電話機能を内蔵したPDAって言った方が近いんですよね。まあ、Symbian OSがもともとPSIONっていうPDA用のOSで、PDA用のOSを携帯電話に転用したものなんで、PDAチックなのは当然なんですけど。

OperaもNetFrontも入れられるし(但しシェアウェアなのでまともに使うとなるとお金がかかる)、エミュレータもある。アプリのインストールに携帯電話のネットワークは必要なく、BluetoothやUSBで転送して行う。メモリカードへのインストールも可能。使い方は本当にPDAと変わらない。

日本の携帯電話と完全に違う世界だ。これはこれで弄っていて楽しい。

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BREWについてはC/C++っていう点ではSymbian OSに近いかもしれないけど、通信チップの会社が作った規格なのでキャリアのゲートウェイを通じてダウンロードし、キャリアが検証などを行うのを前提に作られているようだ。おそらく内部構造もSymbian OSのような本格的なOSよりも単純な、多くの日本の携帯電話のOSに近いものなんじゃなかろうか。

性能はJavaよりも稼げて、安い端末でも載せられるけどキャリアの管理が強くなるからつまらないんじゃないかなぁ、と個人的には思う。

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昨日のモトローラ製ドコモ端末の記事にもあるように、日本でもメールやブラウザなどのネイティブアプリを置き換えることができるスマートフォンが近いうちに本格的に登場し始める。スマートフォンの利点はリンク先の記事に書いてあるんだけど、難しいところもたくさんある。

各キャリアが独自のウェブとメールのサービス(つまりi-modeなどのこと)を行っているがほとんどのスマートフォンはこれらのサービスに対応しないこと、独自のサービスを前提にしたビジネスモデルがあること、スマートフォンはキャリアのゲートウェイを通さない通信になる(PCに携帯繋いで通信するのと同じ扱いになる、これはBREWにも関わってきたりするんだけど…)ため現状では使い放題プランが使えないこと、ネイティブアプリを置き換えられると言っても他のPDA向けのアプリと同様、実用的なアプリの多くはシェアウェア(1000円を超えるものも多い)になってしまうこと、などである。

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その中でも特に日本のキャリア独自のサービスとそれに関連したビジネスモデルについての話はなかなか難しいと思う。

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ドコモユーザーがiモードメールの使えない端末に機種変更をするだろうか。とりあえず僕はたぶんしない。これは端末メーカーが頑張ればいいんだけど、大変だろうなぁ。vodafoneの3Gはそれで苦労したらしいし。

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キャリア独自のサービスを使うこと前提にしたインセンティブによる高機能端末の低価格販売(900iシリーズを20000〜30000円で売ったら普通儲けが出るわけがない)はスマートフォンでも行われるのか。スマートフォンにすれば普通の携帯よりも通信料は増える可能性はあるけど、うーむ。

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これは前から言ってることだけど、問題はまだたくさんあっても今までのキャリアお仕着せの高機能端末だけじゃなくて、PDAベースの自由な「スマートフォン」という選択肢が出来ることは歓迎すべきだと思う。

ノキア、頑張ってください。

投稿者 saburahu : 2004年08月26日 23:13 | トラックバック
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