2005年02月07日(月)

「PHILIPS、SBC-HE580が届いた。」

注文時は発送まで2週間近くとか出たので気長に待つつもりだったのだが、実際は金曜日に注文して月曜日に配送。

相変わらずよく売れているようなので今頼んでもすぐ届く保証はないが、僕の場合はすぐ届いた。

…。

さっそく装着して、聞いてみる(しかし、パッケージは開きにくくて嫌な感じだ。パッケージの裏面が保証書になってるのに…)。

…。

なるほど。

…。

一応比較対象としてソニーのMDR-E931とゼンハイザーのMX500を一緒に並べてとっかえひっかえしながらThinkPad X24に繋いで聞いてみた(敢えて貧弱な環境にしてみた)のだが、売れる理由がすぐにわかった(理由はすぐにわかったが解説文章は無駄に長いので注意しろ!そしてエージングとかもしてないが勘弁してくれ、月日の流れによる音の変化を客観的に評価する自信ないから…)。

MDR-E931に限らず、ソニーのインナーイヤーヘッドフォン(以下イヤフォン)は低音があまり出ない。高音重視になっている(MDR-E931はその中ではかなりバランスの良い方だ)。これは同社のウォークマンとのマッチングを考えた結果であるとは思うが、ウォークマンで聞いてもやや低音が足りない印象があり、他社のMP3プレイヤーで聞くとさらに低音が不足することになる。ウォークマンとの組み合わせではそれなりの世界を作る(「ソニーらしい音」とでも言うべきなんでしょうか。僕は好きです)が、基本的にチープなMP3プレーヤーの出力には適さないイヤフォンである(ThinkPad X24では低音が出なくていまいちでした)。音質面ではこのような特徴があり、評価が難しいところであるが、装着感は群を抜いて良い。ここは素直に評価できるところだ。

ゼンハイザーのMX500はソニーとは逆で、低音から中音域が得意なイヤフォンである。多くの日本メーカー製の低音重視のイヤフォン(といってもこのMX500も実は日本の会社のOEMで、シャープのポータブルMDに標準で付いてくるモノと同じらしい…昔買ったケンウッドのポータブルMDにも同じモノが付いてきた気がする)は低音がうるさいだけで中音や高音はないがしろにされている。しかし、このMX500というイヤフォンは低音以外でもそれなりの音を鳴らす、バランスの良いイヤフォンだと評価されている(チープな出力環境によく合います。ノートPCに繋ぐときはいつもこれを使ってました)。ただし、装着感についてはあまり評判が良くない。具体的にはイヤフォン自体のサイズが大きいためそもそも耳にきちんと入らない人がいること、イヤフォンに厚みがあるため、ちゃんと入ってもなかなか安定しないことなどが問題としてある。

PHILIPSのSBC-HE580は、ソニーほどではないがそれなりの装着感を持ち、音質面ではMX500と同様の傾向を持っている。イヤフォンは耳にちゃんと密着するほど低音が出るので、装着感が良い分だけMX500より低音も出る。つまり、SBC-HE580はMDR-E931とMX500のいいとこ取りとも言える特徴を持っているのだ。

iPodユーザを中心に、あまり出力性能の良くないMP3プレーヤーユーザの間で流行るのも当然である、と言えるだろう。iPodなど、MP3プレーヤー付属のイヤフォンをそのまま使っている方はだまされたと思って買ってみていただきたい。ただし、このイヤフォンはコードが1.5mと長く、途中にボリュームも付いているのでリモコンを使っている人は工夫が必要である。注意されたし。

…。

と、かっこよく結論付けてしまったが、実はまだ外では使っていないので、外で使った感想(遮音性の比較とか)も追加で書いていきたいと思います。

投稿者 saburahu : 2005年02月07日 23:00 | トラックバック
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