この記事がちょっと話題になったりならなかったりしているようだ。
藤本健氏のimpress AV Watchでの連載「Digital Audio Laboratory」ではじまったMP3の音質に関する記事。この中で「ビットレートは128kbpsで十分」と書かれていることについて一部で批判が集まっているようなのである。
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僕個人の意見は「128kbpsでは充分ではない、192kbpsは欲しい」と思う。音質についていえば音楽配信メモの7/12あたりで書かれている内容に賛成である。128kbpsではシンバルなどの高音がザラついてしまい、聴くに堪えない曲が出てきてしまう。192kbpsならほとんどそういったことは起こらない。128kbpsでなんとかなる曲もあるが、ならない曲もあると思う。
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また、音楽配信メモの7/16「音質与太話」で言及されている「音質は最終的に主観的なものだ。」という話にも同意する。僕の例でいえば、L'Arc〜en〜Cielの初期のCDとかはあまり録音状態が良くないし、MDをバリバリ使っていた時代と被るので、「MDで聴いた方が雰囲気が出る」と感じたりもする。
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ただ、ネット上で藤本健氏に批判が集まって原因は音質や耳がどうこう、という点ではないと思うのだ。
まず、検証記事として考えるて、MP3の圧縮方法に対する知識がほとんどないように感じられること(僕だって全然詳しくないのだが、MP3などの圧縮方法に対し、周波数分析ソフトで高音域がどれだけ出ているか、という部分にだけ注目する、という方法にはかなり疑問がある)、ソースによって音質に大きな違い出るのにも関わらず使用したソースが書かれていないこと、などの問題がある。
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しかし、それよりも問題なのは記事を読んでいる限りでは藤本健氏が「普段からMP3で音楽を聴いていると考えられない」ことだ。様々な音楽ソースをMP3に圧縮し、普段から聞いていれば、ちょっとした検証だけで「128kbpsで十分」などと結論づけることはおそらくないのではないだろうか。
藤本健氏が日頃からMP3で音楽を聴いているかどうかがわからないので、この意見はあくまで僕の個人的な意見に過ぎない。もしかしたら日頃からMP3を聴いていて、それでこういう結論に至ったのかもしれない。そうならばそれに対して批判することは僕はできない。
ただ、文章を読んでいる限りではどうもそのような感じには見えず、藤本健氏が「128kbpsで十分」と結論づけたことに対する妥当性がないと感じた。これはおそらく批判をした多くの人間も同じだったのではないか。そして、おそらくここが大きな問題なのだろう。
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2chでは「MP3を128kbpsで聴いてる耳の腐った人」なんて呼ばれ方もしているようだが、こういう批判の裏には「MP3でちゃんと音楽を聴いてないようなヤツが適当なこと言うんじゃねぇ」っていう心理が働いているのではないか。
上のリンク先の「音楽の音質は自分の耳で”聴いて”確かめて頂きたい」という意見は、日頃からMP3で音楽を聴いている人間からすれば至極まっとうな意見だと思うし、僕もそう思う。
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来週以降がどんな内容になるかはわからないが、大昔にやった前回の圧縮音楽評価シリーズでもかなり内容に疑問に思ったので、今回もまた的はずれな内容が続くのではないか…と個人的には思っていたりする。本当は面白い結論や意見が聞ければいいなぁ…と思ってるんだけど…。
投稿者 saburahu : 2005年07月16日 14:30 | トラックバック