2005年09月27日(火)

「ウィルコムの逆襲。待望の新端末発表。」

PHSサービスを展開しているウィルコムから、噂になっていた新機種が登場。

1機種は現行の京ぽんのマイナーチェンジですが、それ以外は4xパケット通信(128kbps)に対応した機種、さらにはauのダブル定額に対抗するような新しい2段階データ通信定額プランも発表。

フルブラウザに加えてPOP3/SMTPのメーラも全機種標準搭載。マイナーチェンジ機種以外はminiSDカードスロットも搭載し、一部はJavaも利用可能。

第三世代携帯電話に対抗できなくもないような仕様になっています。

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ケータイ Watchの記事の一部>
ウィルコム、全機種フルブラウザ搭載の新端末4機種
Bluetoothやオフィス文書閲覧機能搭載の「WX310K」
2.4インチ液晶でNetFront搭載の「WX310SA」
指紋認証機能を備えたストレート端末「WX310J」

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では、端末を順番に見ていきましょう。

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まずは京ぽんの正当な後継機種となる京セラ製「WX310K」

フルブラウザは「Opera」、ドキュメントビューワとして「Picsel Viewer」、その他音楽プレーヤーやMPEG4プレーヤー、Flash、QRコードなどのソフトウェアが利用可能となっており、PHSながら携帯電話のハイエンド端末に迫る内容…なんですが、これらの多くはダウンロード対応で、重要な機能はみんな有料、という微妙な感じになっております。

ダウンロード対応になっているのはおそらく端末コストの関係で端末内メモリ容量が少なく、全部内蔵することが難しいから(だから、もしかしたらminiSDに入れるのかも)、有料なのはソフトウェアのライセンス料金などを分けることで、端末の販売価格を下げるため、という事情なのかなぁ…と思いました。しかし、「PCドキュメントビューワ搭載」などと書いておきながら、端末を買ってみたら追加で金を払わないと使えない、っていうのはどうもケチくさくて嫌…というか発売後問題になりそうな気がします。

ハードウェア的にはカメラがCMOSの130万画素でQRコード対応、ハイエンドではないものの充分と言えるでしょう。さらにBluetoothを搭載し、PCとの接続もワイヤレスで可能。これは非常にいいです。

フルブラウザがOperaで、ドキュメントビューワがPicsel Viewerってのは魅力的ですねぇ。どうもNetFrontは好きになれないんですよ。フルブラウザとしてはどうも信用できない、というイメージがあります。PDF表示ついても純正のAcrobat Reader LEよりPicsel Viewerの方が快適に動きますので、これはいいです。

ただ、Java非搭載なのはちょっと残念です。

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次は三洋製「WX310SA」

フルブラウザはNetFront、ドキュメントビューワはどうやらACCESS製、PDFだけはAdobe Reader LEとなるようです。

JavaはMIDP 2.0仕様で搭載。勝手アプリがどこまで可能なのかが気になります。発表されている対応アプリはやや古めのものが並んでおります。キャリア独自拡張もなさそうなので、このくらいが限界なのかも。

Flashは非搭載、となってますがこれはブラウザで利用不可能なだけで、実は載っているようにも見えます。なんかメニューがau端末のFlashを使ったメニューっぽいんですよね…。あと、ICレコーダー機能もあります。

Java搭載をどう見るかによりますが、スペックを見ていくとWX310Kよりは劣るかな、という印象。ただ、ダウンロード対応とかいうケチくさいことはないのは安心。

フルブラウザがNetFrontだったり、Adobe Reader LEを搭載していたり、メニューがFlashっぽかったり、全体的にauやドコモの端末も開発している三洋らしい端末。クオリティ的には安心できそう。WX310Kの出来次第ではメインになりうる端末でしょう。

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ダイヤル用の数字キーの左右にもボタンが配置されたデザインが特徴的な日本無線製「WX310J」

フルブラウザはNetFront、ドキュメントビューワはどうやらACCESS製でPDFだけはAdobe Reader LE、Java搭載、ICレコーダー機能、とソフトウェア的には三洋のWX310SAに近いものとなっています。

カメラ非搭載で構内PHS端末としても利用可能な仕様、入力デバイスと兼用の指紋認証などのセキュリティ機能の搭載、Intellisync対応など、モバイルセントレックスでの利用なども考慮した仕様となっています。

ストレートを求める人にはいいかもしれませんが、カメラもないし、ボタンも小さくて使いにくそうなので、一般人は手を出さなくてもいい端末ですかねぇ。デザインは結構いいと思いますが。

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最後は「WX300K」

4xパケット通信などにも対応せず、基本的には京ぽんのマイナーチェンジ。特に語ることはありません。

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おそらくWX310KかWX310SAで悩むことになるとは思うんですが、個人的にはダウンロード対応の機能も含めて適正なコストで、実用的な性能で提供されるなら文句なしにWX310Kでしょう。

京ぽんのOperaの遅さにはかなりびびったので、ここも含めてどれだけ処理速度が改善されているかが気になりますが、OperaやPicsel Viewerなど、信頼できるブランドのソフトウェアが搭載されているのは大きいです。

Javaは…端末の種類を揃えて、それに対していろんなところからアプリが出てこないと意味がないので、なくてもいいでしょう。実際、キラーアプリになるのは2chブラウザくらいでしょうね(←そこが重要?)。

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まとめます。

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僕は携帯電話には携帯電話のサイズに最適なブラウザと専用Webページが必要だ、と思っています。

フルブラウザは「保険」としては非常に有効なので、ハイエンド端末に定額利用可能な形態で載ることは今後「当然」になると思う(ドコモも早く定額にならんかなぁ…902iでフルブラウザも含めて定額にならなかったら来年春からauにしちまうぞ…)のですが、それでもフルブラウザだけではダメで、やっぱり携帯電話専用のサービスが充実していないのは使い勝手として良くないかな、と思います。

これはITmediaやasahi.comなどにお金を払って見ている人間の感想なんですが、バナーなどで重く、記事本文に到達するまでが大変亜PC用ニュースサイトを携帯で見るのは時間の無駄な気がしてなりません。こんな面倒なら100〜300円くらい払うよ…という人の方が、おそらく多いと僕は思います。

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ややマニアックなユーザには歓迎されると思われる今回の端末とサービスですが、ドコモやauのユーザーがこれでウィルコムに流れてくれるか、といえばそれは難しいと思います。

フルブラウザ、PCメール対応などの機能があることはいいんですが、そんな機能を要求しているユーザーってそれほど多くないと思うんですよねぇ。

投稿者 saburahu : 2005年09月27日 17:51 | トラックバック
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