2005年11月22日(火)

「次世代の携帯電話への道のり」

スマートフォン界隈で、日本のキャリアはもっと積極的に海外製端末を導入すべきだ、って話を聞くんだけど、それでいいのかな。

いや、それも必要ではあるんだろうけど、海外製の端末をちょっと頑張ってローカライズしたところで「マニアのおもちゃ」の領域を超えないと思うんだよね。

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逆に現行のFOMAのプラットフォーム(NECのLinux、富士通のSymbian OS)を拡張してQWERTYキーボードを載っけて、アプリも今のiアプリを拡張してNokiaのSeries 60と同じようなものを作れるようにする、っていうアプローチってあり得ないのかね(QWERTYキーボードが付いてる以外は今のiモード端末と同じプラットフォームを使った普通の携帯電話ってだけでもそれなりに売れると思うんだけど…)。

実際、ドコモとSunがやってる「*(スター)プロジェクト」って、そういう端末を見据えたプロジェクトだと思ってるんだが…。

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最近のFOMAって上下に起動中のタスクを表示する領域があって、マルチタスクで動作していることが簡単にわかるようになってたり、PDAを意識したUIを目指してるように見えるんだけど、どうなんだろう。

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一見何でも自由で嬉しいように見える海外製スマートフォンだけど、本当に何でもできてしまうのでそのままではとてもじゃないけど一般人には売れない、という問題がある。

今のSeries 60やUIQの端末が作れるのは、それがどういうものか「わかってる人」しか使えない状況があるからだ。日本ではiモードなどの日本独自サービスに非対応で画面解像度やカメラの性能で劣るため普通の人は手を出さない、海外では若者が手を出しにくい価格でビジネスマンしか買わないため、今のような感じでなんとかなってる。

低価格化して一般人に売るためには、海外製スマートフォンは今のままではセキュリティ上危険過ぎる。ドコモやauの端末がセキュリティでガチガチになっているのにはそれなりに理由があるのだ。

Nokiaもそこはわかってるらしくて、次世代のSeries 60ではベンダ認証で制限をかけたり、メモリ保護の機構を載せるとか言ってる。次世代のSeries 60はNokiaのマスマーケット向けOSとして普及するだろうが、今ほど自由なプラットフォームにはならないらしい。

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こうして見てみると、プラットフォームでは日本のキャリアと海外の携帯電話メーカーとの間にはJavaとネイティブコードっていう大きな違いがあって、これから解決すべき課題も違うけど、最終的に目指してるものはどっちも大して変わらない。

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どちらもあと最低1年以上は問題の解決にかかりそうな感じだが、その先には今の海外製スマートフォンと日本のハイエンド携帯電話が融合した素晴らしい端末が待っている…と僕は信じている。

それまで僕らはいかにも日本的なハイエンド携帯電話や海外製のスマートフォン、PDAベースの携帯電話から次の携帯電話を想像し、わくわくしながら待つしかないのだと思う。

さてあと1〜2年、どんな携帯電話を使って過ごそうか。

投稿者 saburahu : 2005年11月22日 23:42 | トラックバック
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