2005年12月09日(金)

「T9漢字変換モードの便利さ」

FOMAのNシリーズにはT9と呼ばれる特殊な短縮入力方式が使われている。

T9とは「すべての文字を「あ」段で入力し、マッチする読みを辞書から検索する仕組みだ。例えば「公開」「傾向」「買い替え」を入力するには、いずれも「かあかあ」と打てばいい。」というものである(この記事から引用)。

僕が使っているN900iだと、T9は入力から読みへの変換だけに使われ、その後にNECの「AIかな変換」で漢字に変換する、という手順を踏むのだが、N901iC以降では読みへの変換とかな漢字変換が融合された「T9漢字変換モード」が追加されている。

この「T9漢字変換モード」について、僕はあまりいいイメージを持っていなかったのだが、まじめに使ってみてどこが便利かがわかった。

…。

通常のT9の場合、予測の候補が全てひらがなで並ぶ。そのため、知能テストのように紛らわしい読みが大量に並ぶことになる。入力候補に「しゅうりょう、しょうりゅう、しょうりょう」ってな感じで並んだ日にゃ一瞬考え込んでしまう(実際、よく間違える)。

しかし、T9漢字変換モードならば候補が漢字で並ぶことになるため「終了、昇竜、少量」(これはあくまで例)という感じになり、予測の候補が探しやすい。もし、入力したいのが「終了」ではなくて「修了」だった場合でも、「終了」のところにカーソルを持っていって「変換」ボタンを押せば「しゅうりょう」の漢字変換候補が出てくる(ちなみに同じ読み仮名の漢字は1つしか予測の候補には出てこない仕様になっている)ので、修正は容易だ。

T9漢字変換モードはただ単に漢字変換の手順を(予測が当たれば)一段階減らせる可能性を加えただけでなく、予測候補の検索効率を上げる効果を持っているのである。ちなみに、漢字になることによって文字数を減るため、1ページに表示可能な候補の数が増え、予測候補の一覧性を上げるという効果もある。

…。

僕はT9に慣れてしまっているので、次の携帯をN以外にするのをちょっと躊躇っていて、端末の出来が良ければ次もNにしたい…と思ってしまっている。今回(P902i)からPでT9使えなくなっちゃったし。

…。

でも、世の中的にはT9はあまり評価されていないようだ。

僕はPOBox系の予測変換って、結局「え段」や「お段」を入力するために同じ「行」のキーを複数叩かなくちゃいけないのは直ってないから嫌いなのである。

例えば「コミュニケーション」と入れたい場合、例え「コミュ」まで入れて「コミュニケーション」が候補に出てきたとしても、「コ」で5回、「ミ」で2回、「ュ」で(端末によって違うけど)5回の合計12回キーを叩くことになる。でもT9なら文字数と同じ9回で済む(※例にはxooxooさんとこのこのエントリーに書いてあった例を使用)。連打は案外疲れるので、僕としてはT9の方がラクだと感じる。

入力する文字数ではなく、文字の種類によって叩く回数が増減するというのは効率の面でも良くないと思うんだけどなぁ。どうもその便利さの割に評価されてない気がするんだよ、T9って。

…。

まあ、その便利さに気づくには普通の携帯電話の漢字変換とはかなり違う、特殊な操作系を覚えなくてはいけないんですがね…。でも覚えてしまえば手放せなくなるほど快適です。本当に。

…。

実際は、T9とPOBox系の予測変換って競合するものではないよね。うまくやれば組み合わせることも可能だと思う。すげーマシンパワー喰いそうだけど。

投稿者 saburahu : 2005年12月09日 14:14 | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?