2005年12月09日(金)

「どんなことを質問しても答えてもらえる権利」

就職活動中、ある携帯電話会社の説明会に行ったときのこと。

その会社は入社後すぐに現場配属される代わりに、「新入社員には入社後1年間、タイトルのような権利が与えられる」という話を聞き、「うちの研究室もこういうシステムを導入すればいいのに」と思ったものである。

…。

うちの研究室はシステムソフトウェアの研究室である。情報系の学科であっても、学部の講義においてシステムソフトウェアの世界に触れることはあまりない。つまり、うちの研究室に入ってくる学部生の多くはシステムソフトウェアのに興味があったとしても、触ったことはない、という人が多くを占める。

そんな中で自分が一番大変だったのが、「システムソフトウェアの常識」を知らないことと、それを知るための手段が与えられないこと、の2つである。しかも、先輩に聞いても先輩も実はあんまり詳しいことを知らなかったりする(自分が上になってみてわかるが、これも現実)。知ってる先輩は面倒くさがって教えてくれない。

そのような状況では、とりあえず触ってみても、何が妥当であるか、といった判断力を持っていないため、なかなか効率が上がらない。そういってるうちに時間が過ぎ、いつのまにか卒論の締め切りに追われることになる。

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毎年このパターンで苦労する人間が出ている。そして今年も、である。

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このような状況を解決するために、上のようなシステムを導入できないか。このシステムでは、「後輩の指導が下手=自分の作業時間が減る」という図式が発生する。そのため、必然的先輩達は後輩を指導することにもっと真剣になり、指導方法も改善するはずである。

まあ、研究室によくいる人が集中的に質問を受けることになって不公平になる可能性もあるが、そこら辺は運用次第である程度どうにかなる。

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少なくとも、「ググれ」と技術系掲示板のようなことを入ってきた学部生に言うような先輩はいなくなるはずだ。3年間、学部生が半年後に口を揃えて「あの人には質問したくない」と言ってる、という現実をもっと重く受け止めるべきだ(…ってそんなこと知らないのかもしれないけど)。

僕は、そういう無責任な態度に自分が学部生だったころから強い不快感を持っているし、どうせ世の中、それぞれの人の能力を把握して、その人の能力に応じて仕事を割り当てる能力がなければ真っ当に生きて行けなくなるのだから、それから逃げてるのはいかがなものか、と思う(真っ当に生きれなくても生き抜いていけそうな人ではあるけど)。

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まあ、来年以降については僕の知ったことではないし、そのような状況でも毎年脱落者を出さずに済んでいるのだから問題ないのかもしれないけど、先輩に質問しにくい雰囲気…というのがあるのは確かである。

投稿者 saburahu : 2005年12月09日 23:57 | トラックバック
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